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【事例】実習計画認定申請(機械保全)が承認されました

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技能実習生 技能実習

申請していた技能実習計画(機械保全)が認定されました

外国人技能実習機構・大阪事務所に対して申請していた、技能実習計画が認定されました。

時系列で言うと、レターパックで発送したのが10月2日、軽微な補正後に申請が正式受理された日が申請年月日で10月9日、認定年月日が10月19日、認定通知書が送達されたのが10月22日という結果です。

大きな補正がなかったとはいえ、かなりのスピード認定でした。入国予定をダメもとで11月20日にして提出したためか、最大限のご配慮をいただき、関係者の皆さまには感謝です。

「実習実施予定表」は Word では作成困難です

申請書類の中に「実習実施予定表(別記様式第1号(第4条第1項関係)第4面)」という書類があります。この書類は実習予定の職種ごとにひな型が用意されていますので、作業内容の項目としては、基本的にひな型通りに作成する必要があります。

ただ、ひな型はpdfファイルなのに対して、作成するためのファイルはWordファイルになっていて、それをどう加工しても、とてもひな型通りに作成できるものではありません。

私は独自に Excel で作成してそれで通りましたので、必要な方はご連絡ください。Excelの方が時間配分の計算も自動でできますので、絶対にラクだと思います。

「実習実施予定表」の記載で予期せぬ補正指示アリ

実習実施予定表には、まず作業の種類として、必須業務、関連業務、周辺業務の三つが大枠として定義されており、その中で各々の細かい作業に分けられています。そしてその細かい作業の中に含まれる「安全衛生業務」が全体の10%以上の時間配分になっている必要があります。

ここで、ひな型では、関連業務と周辺業務の安全衛生業務は合わせて一つの項目になっているのですが、補正ではそれを分けるように指示がありました。

比率に合わせて配分するだけなのでやり方は簡単ですが、書類としては作り直しになりますので、情報として共有しておきます。

保全計画書と組織図の作成

  あと、注意点として、機会保全(機械系保全作業)という職種では、特別に以下の条件が追加されています。

工場や生産ラインの予防 保全、受入検査、故障個所の修復、機械・器具、部品、用材 の管理等に関する保全計画書や保全部門のわかる組織図等の提示が必要となる。

これは、産廃業者が廃棄物の仕分けのために「機械保全」という名目で実習生を雇う事例が目立ったためだと言われていますが、特にフォーマット等は用意されていません。問い合わせたところ、とりあえず趣旨に沿ったものを何か出してほしい、というようなことを言われました。

ちなみに、この保全計画書で引っ掛かって、何ヶ月も技能実習機構とやり取りをする羽目になった監理団体の話は聞いていました。そこは最終的には設備のカタログと点検表、そして点検の様子の写真等を提示して何とか通してもらったようでした。

ただし、こちらとしては今回は入国を急いでおり、とにかく一発で通したかったため、万全を期して次のような資料を作成・整理して提出しました。

①導入設備の配置図(図面に設備の現場写真をマッピング)
②設備のカタログのコピー
③日常の設備点検表のコピー
④設備点検の様子の写真
⑤設備保全計画表(中長期保全計画と年度保全計画)
⑥組織図(保全部門を明示)

特に⑤については、色々と調べた結果、以下のサイトのものが最もそれらしいと思い、参考にして作成しました。

■中長期保全計画(Excel形式)の作成方法
 http://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/B00093/K00490/eizen/hozen/hiroba/plan-c.html

■年度保全計画(Excel形式)の作成方法
 http://www.thr.mlit.go.jp/Bumon/B00093/K00490/eizen/hozen/hiroba/plan-n.html

これで正解だったのかどうかはわかりませんが、今回はこの部分については補正の指示はなく、何のツッコミもありませんでした。

まとめ

今回の申請によって、機械保全の実習計画認定申請について、ひと通りのノウハウが修得できたのは大きな収穫でした。

また、外国人技能実習機構は担当者によって言うことが違ったりするのですが、真摯に向き合って言われたことにはその日中に答えることで、うまく付き合っていけるという感触を改めて得ることができました。